_ とても面白かった。韓国映画。
_ 学校でいじめられている女子高校生ナミとソヌは自殺しようとするが、失敗し、考え直し、いじめグループのリーダーで今はソウルにいるというチェリンを探し出して復讐しようと企てる。チェリンはすぐ見つかったが、なんと、キリスト教系の新興宗教の信者になっていて、いじめを含めて過去の罪を悔い改めようとしていると。さて、二人は復讐を遂げられるのか、チェリンはほんとうに善人になったのか。。
_ 結局この教団は邪宗だったが、最初二人は騙されかかる。途中までこの教団は善であるように描かれているのだ。何が善で何が悪か、宗教とは何か。結構重たいテーマが含まれている。
_ 女子高校生役三人はオーディションで選ばれたそうだが、実際いそうなキャラで演技もよかった。
_ トランプ氏と昭恵さんが夕食を共にするとのことだ。
_ 昭恵さんで思い出すのは、昔、西野流呼吸に通っていたとき、指導員が明日道場に超有名人が見学に来ると言っていた。誰かと、みな詮索したが、昭恵さんだった。当日は自分は道場に行かなかったが、大騒ぎだったそうだ。
_ 昭恵さんは、超能力とか神秘的なものに興味があるようだ。西野は、宗教ではないが、触れずに人を飛ばすという超能力を売り物にしていて神秘的なところはある。そのあと昭恵さんが西野に来たとは聞いていないのであまり感心しなかったのかもしれない。
_ アメリカ大統領レーガン氏は占星術で予定を決めたとか、本人も夫人も神秘主義的だったという。韓国のパククネ大統領もムーダンのお告げに従っていたという。最高権力者は孤独で、何か超自然的なものに頼りたくなるのかもしれない。
_ トランプ氏は、銃撃されたとき、シンゾーの声が聞こえたので振り向いたら銃弾がそれたという報道があった。暗殺された安倍晋三首相が霊界から助けたのかもしれない。それはともかく、トランプ氏にとって、安倍首相は特別な存在だったようだ。
_ トランプ氏と昭恵さんはその後も連絡を取り合っていたようだが、トランプ氏は昭恵さんを通じて安倍首相のアドバイスを聞きたかったのかもしれない。昭恵さんにそのような能力があるかわからないが、今回の夕食会もその趣旨の話があるのだろう。
_ 大統領に返り咲いたトランプ氏の決定には、少なからず、霊界からの英霊安倍晋三の声が影響するかもしれない。
_ 久坂部 羊作(講談社現代新書)
_ 老後と死についての楽観論に対して過酷な現実を突きつける。
_ かんたんに言えば明るい老後なんてなく、死は苦しいものだということ。それは、古今東西当たり前のこととも言えるが、昭和以前と比べれば、老人が死ぬまでの時間が不当に引き延ばされているのが現在だ。
_ 昨日、小倉智昭が亡くなった。彼はフジテレビの「情報プレゼンター とくダネ!」で、黒澤プロがNHKを「武蔵 MUSASHI」が「七人の侍」を著作権法違反で訴えた訴訟について、私のインタビューを流してくれた。的確な解説をしてくれて、ありがたかった。残念ながら訴訟は負けたが。そんなこともあって、彼の病状については関心を持っていた。年齢も同じ。
_ 彼が膀胱がんを公表したのは2016年5月のことで、それから8年以上闘病していたことになる。それだけ、長く生きられたともいえるが、それが良かったとは言えない。現代の老人は、医学の進歩によってより苦しい終末期を強いられている。
_ この本の著者は医師で長年高齢者医療に携わってきたそうだが、その経験から患者を死なせないようにする悲惨な延命治療を批判している。昔の患者は、胃ろうやCVポートで無理やり栄養を取らされることはなく、食事ができなくなれば自然と弱って死んでいった。それがいいという医師は少ない。というか、本当はそう思っていても、責任を取らされることを畏れて、患者の苦痛を看過し、無駄な治療をする。
_ いずれ日本でも安楽死が認められると思うが、世界に比べて日本は非常に遅れている。