_ 今日のスポーツ紙の一面に真紀子さんの怖い顔が載っている。
_ 普通こんな状態になると男の世界では(政治家の世界でなくても)政治決着が図られる。でも真紀子さんは女だからそうはいかない。「わたしはどうなってもいいから、あんたを滅ぼしてやる」というのが本音だから難しい。この場合の敵が、鈴木宗男などという小物ではなく、外務官僚、福田官房長官、さらには小泉首相を含めた男の世界そのものだから怖い。男の一人としては・・・女にとっては小気味いいのだろうが。
_ ちなみに昔狭いエレベーターの中で真紀子さんと一緒になったことがある。彼女が大臣になる前で、私は赤坂の月世界ビルの5階にあるエスカイヤクラブに行こうとしていた。彼女は同じビルの4階の海鮮料理に行くために長身の若い男(秘書か)と一緒にエレベーターに乗ってきた。そのときの会話。
_ 「ご飯食べてきたら?」
_ 「いいです。大丈夫です。」
_ 「本当?お腹すいちゃうでしょうー。」
_ このときの真紀子さんはやさしそうだった。
_ 夢を見た。
_ 西野先生の講演があるので西野塾に行く予定だった。二時半からだと思っていたが、事務所の連中に聞くと2時20分からで、桝田先生はもう行っていると。急いで事務所をでた。そこで思い出したのだが、西野塾は移転していて、今は渋谷の宮益坂あたりにあると。場所がよくわからないので困ったが、以前もらった名刺に地図が載っていたことを思い出した。
_ 山手線で渋谷に行こうと思ったが、時間がかかるのでタクシーを拾おうとして赤坂見附の交差点に立った。
_ ここで間違い探し。私が桝田江尻法律事務所にいたのは、30年も前だ。そして桝田江尻法律事務所は虎ノ門の交差点の近くにあった。赤坂見附の交差点ではない。西野先生は一昨年に亡くなっている。西野塾が移転したことは最近西野塾のホームページで知ったが、名刺をもらったことはない。
_ 死ぬときに、走馬灯のように自分の過去が見えるというが、多分この夢のように事実と想像がごっちゃで、時間的な前後関係も混乱したものではないか。最後の創作のようなものか。