_ 面白かった。
_ マーベルコミックの映画作品はいろいろなシリーズがあってそれぞれの登場人物が他のシリーズにも登場するので混乱する。今回もアベンジャーズの続きのようだ。それでも、わからないところは想像で補って十分に楽しめた。
_ 今回の主人公はアライグマのロケットでその生い立ちが語られる。そこには、哲学的ともいえるテーマがあって(マーベルの作品は話が壮大だ)ロケット個人の使命とガーディアンズの目標が一つになり行動になる。ガーディアンズの個性的で個人主義的な面々が最後には家族のように一つになり敵に立ち向かう。アメリカの行動原理は仲間意識が中心にくるようだ。
_ 最近「太平洋戦争に学ぶ日本人の戦い方」という本を読み終えたが、日本とアメリカの戦争に対する考え方には大きな違いがある。アメリカの正義からすると原爆の投下は必然だと思う。
_ 天候ではなく機体不具合でもなく攻撃でもなくバードクラッシュでもないのなら、人間の問題だろう。
_ 過去何回も操縦士の行為により飛行機が墜落している。1982年の羽田沖、2015年のアルプスでのドイツの航空機の墜落など。
_ トム・クランシーの「合衆国崩壊」はJALのジャンボジェットがアメリカの国会議事堂に突っ込むテロを描いている。JALの操縦士は日米戦争で弟を失っていた。彼は復讐の念に燃え、副操縦士を刺殺した後テロを敢行する。
_ 今回の操縦士か副操縦士が同様な立場にあったなら、例えば自衛隊に恨みがあるとか、絶好の機会だ。
_ 韓国のバイオレンスアクション。面白かった。
_ フィリピンから韓国釜山へ韓国人の凶悪犯罪者多数を搬送する貨物船。定石通り囚人奪還が計画され、警備の警察官と悪人どもとの殺し合いが始まる。メインな登場人物がどんどん殺され、やがて本当のオオカミが現れる。
_ 異質と思われる二つの映画を合体させたような作品だが、すごいエネルギーでまとめている。韓国映画の勢いはやばい。昔は日本映画にもこのような力があった。