少数意見

追記

2019-03-22 ウトヤ島。7月22日 [長年日記]

_ 8年前のノルウェーの極右テロリスト、ブレイビクによる77人殺害の映画。

_ タイミングがニュージーランドのモスク襲撃の直後なのでそれなりに観客がいた。

_ 映画としては、ほとんどを逃げる女の子の視点で描くので、何が起きているかわからず、途中からダレル。しかし、銃声はリアルで、現実にあれが迫ってきたらビビるだろう。最近はやりの自動小銃ではなく散弾銃のようだった。

_ 殺戮の舞台は労働党青年部の集まりがあった島だが、何百人も集まったのに警備員はいなかったのだろうか。この映画やニュージーランドの事件を見ると、銃の規制ではなく、自衛のための銃の所持を広めたほうがいいのではないだろうか。また、オリンピックに備えての捕り物の演習は刃物を持った犯人ではなく、複数の銃器を持ったテロリストを想定すべきで、警察も銃殺することを考えて行動すべきだ。


2019-03-15 運び屋 [長年日記]

_ クリント・イーストウッドの監督主演作品。

_ 面白かったけど、さすが90近くなると動きも鈍いし、映画としても緩い。

_ 黒澤の晩年の作品もそうだった。しかし、映画の文体のようなものは変わらないし、それを観たい人間にとってはかけがえのないものだ。

_ クリントの最後の作品を公開時に観たと自慢できるかも。


2019-03-01 アリータ:バトル・エンジェル [長年日記]

_ 日本の漫画を原作とした映画。

_ CGがすごくて圧倒される。

_ 主人公のアリータはサイボーグで過去の記憶を失っている。そこは攻殻機動隊と似ている。日本のアニメをまねて目は実際の倍ぐらいあって最初は異様に感じた。最後のほうではあまり気にならなくなった。

_ アリータ役の女優の名前があがっているが首から下はCGで顔も目が大きくあまりその女優の面影がない。体の動きもモーションキャプチャーで作られたものだと思うので役者としては複雑な気持ちだろう。


2019-02-15 アクアマン [長年日記]

_ アメコミ映画(DCコミック)だが、とても面白かった。

_ アクアマンは、アトランティス(海中にある)の女王と灯台守の間に生まれた混血とのこと。

_ すごく盛沢山のストーリーで海中の戦闘場面などCGが見事。海中のスターウォーズという感じだが宇宙より海中のほうがきれいだ。海中生物(ゴジラサイズの怪物など)は多様で、群れを成して泳ぐところは壮観だ。

_ アクアマンはがさつで七人の侍の菊千代(三船敏郎)を彷彿させる。赤毛のヒロインは魅力的だった。


2019-02-07 橋本治 [長年日記]

_ 橋本治が亡くなって通夜に行ってきた。

_ 斎場の入り口に彼の本と東大駒場祭のポスターが飾ってあったが、あとは取り立てて彼の個性を示すものはなかった。彼の晩年はローンと病との戦いでそれどころではなかったのだろう。

_ 彼と最後に会ったのは2002年の新泉小学校・和泉中学校の合同同窓会で、そのあと2007年の同窓会には彼は欠席した。メッセージとしては「双調平家物語」が完成間近だからだと。

_ 2012年の同窓会はやはり欠席で、メッセージは体調が悪いとのことだった。

_ 彼とは和泉中学と豊多摩高校で一緒で、3年間は同じクラスだった。特に仲が良かったということはなかったが、気が合うとは思った。

_ 駒場祭のポスターは原画を一万円で買わないかと言われたが高すぎると断った。買っておけばよかった。


2019-01-22 ミスター・ガラス [長年日記]

_ アンブレイカブルとスプリットの続編。

_ 超能力者が対決する話だが、ゴジラ対キングコングのようにあまりしっくりいかない。

_ スプリットは多重人格をかなりまじめに科学的に描いたいい作品だったが、今回の作品では凶暴な人格だけに焦点が当てられ、深みがなかった。

_ それでも、監督のМ・ナイト・シャマランは面白い映画にはしている。

_ 英語のタイトルはGLASSで、発音はグラスなのでミスター・ガラスはダサい。


2019-01-15 ボヘミアン・ラプソディ [長年日記]

_ 評判がいいので観たがつまらなかった。

_ そもそも、QUEENの曲をほとんど知らず。曲での感動はなかった。ストーリーは陳腐で、主人公のフレディーは自分で言っていたようにass holeで共感できなかった。

_ バンドの映画はかなり観ているほうで、曲を全く知らないラップのストレイト・アウタ・コンプトンなども面白かった。

_ なぜボヘミアン・ラプソディが合わなうのかわからないが、先日会った大学同期の男がやはりつまらなかったと言っていた。「俺たちはビートルズだよな」と互いに納得していた。


2018-11-06 ここは退屈迎えに来て [長年日記]

_ 広木隆一監督作品。

_ 新宿のバルト9で観たのだが、道に迷った。地下のC1, C4出口からすぐということだったが、西口の地下の表示にはAとBしかなくCがどこにあるかわからない。確か南口の近くだったと思い地上に出て歩き回ったが

わからない。もう一度地下に入って地図を見たらはるか遠くにCがあった。結局JRを降りてから25分かかってたどり着いた。

_ さて、映画はそれなりに面白かった。東京にあこがれて出てきた人と田舎に残った人の人間模様を描く。新宿で迷った人間としては、東京のいいところは、雑踏の中を25分も勝手に迷っていられるというところか。誰も他人に関心を持たず、すれ違っていく。

_ 田舎に住んだことはないが無理だと思う。


2018-10-22 Switch [長年日記]

_ 日本公開時の題名は、「スウィッチ・素敵な彼女?」らしい。

_ というのはこの映画は1991年製作で、アマゾンプライムビデオで観た。ここには過去の名作が順番で置かれ、この作品も全く知らなかったが面白かった。

_ ブレイク・エドワーズ監督のコメディーである。

_ 主人公は、女を物のように扱うプレイボーイで、元カノ3人にサプライズパーティーに招待される。しかし、それは彼を憎んでいる彼女らの罠で、彼は殺されてしまう。

_ 彼の魂は煉獄に行き、その先天国に行くか地獄に落とされるかが検討された。そこで決まったのは、彼をもう一度人間世界に戻し、そこで一人でも彼を本当に愛する女を見つけたら天国に行けるが、そうでないと地獄に落ちる、ということ。さらに、生前と同じ男の姿ではまた女をだますことになるので、今度は女の姿で戻ることになった。

_ 主演のエレン・バーキンが荒々しい女を演じて見事。コメディーではあるが、泣ける結末で感動した。


2018-10-19 プーと大人になった僕 [長年日記]

_ 中年になったクリストファーロビンがクマのプーに再会する話。

_ クマのプーさんは、幼いころ好きで英語版も読んだから懐かしくはあった。しかし、大人になったクリストファーロビンは汚くがっかりさせる。

_ 本の挿絵のクリストファーロビンはおかっぱ頭で女の子のようでとてもかわいかった。あの時代はどうやっても帰ってこない。

_ まあ、三島の言うように、人生は真っ逆さまの頽落だからな。


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