少数意見

追記

2018-01-18 勝手にふるえてろ [長年日記]

_ 綿矢りさ原作、大九明子監督、松岡茉優主演。

_ 綿矢風のこじらせ女子を松岡が熱演。この女優は前にも何回か見ているがこんなにすごいとは思わなかった。

_ 原作を読んでいないのではっきりとは言えないが監督もすごいと思う。妄想の世界を映像化するという点では「下妻物語」に似ている。

_ 今年のベストテンに入る作品。


2017-12-05 ギフテッド [長年日記]

_ 天才少女の話。子役がすごく上手かった。

_ 物語はマンチェスター・バイ・ザ・シーと似ていて、作者は、粗野なところがある負け犬の白人男性に加担する。反エリート的なところが今のアメリカの流行なんだろうか。


2017-11-28 火花 [長年日記]

_ 又吉の芥川賞作品の映画化。

_ 原作を読んだときにわからなかった作者の考えがわかった気がする。原作をまじめに読んでいなかっただけかもしれないが。

_ 敗者の存在意義(美学)というものには今まで気づかなかった。敗者がそれで納得できるかは疑問だが。

_ 漫才を主題にしているのに笑いが全然起きなかった。観客は2割ぐらいしか入っていなかった。


2017-11-14 ブレードランナー2049 [長年日記]

_ 163分の長い駄作。前作の思想はなく、陳腐な親子愛の物語に過ぎない。

_ でも廃墟のCGはよかった。


2017-11-02 アトミック・ブロンド [長年日記]

_ シャーリーズ・セロン主演のスパイアクション。

_ 格闘シーンがすごくてそれだけで観る価値がある。今年は強い女性が活躍するアクション映画があたりだった。ゴースト・イン・ザ・シェルやワンダーウーマンは特別な力を持ってるという話だったが、これは生身の情報部員の話でセロンもボコボコにされながら生きのびていくところがよかった。

_ 物語はМ16、KGB,CIAが入り乱れて殺しあうので正直よくわからなかった。もともと人の顔を覚えるのが苦手で、特に外人のひげを生やした奴はみな同じに見える。


2017-10-13 ソウル・ステーションパンデミック [長年日記]

_ これは前に書いた「新感染」の前日談でソウルで伝染病が発生した時からソウル駅周辺に蔓延するまでを描いている。

_ アニメだが実写より怖い。ゾンビの恐怖だけでなく韓国の格差社会が怖く描かれている。実写版でも格差批判の一端はうかがわれたがアニメではそれが直接的に出ている。


2017-09-28 新感染 ファイナル・エクスプレス [長年日記]

_ 韓国のゾンビ映画。とても面白い。

_ 韓国の娯楽大作を観ると日本はとてもかなわないと思う。何がダメなのか。

_ 日本の多くの大作は観客を馬鹿にしている。観客は中高生だけではないのだ。


2017-09-19 三度目の殺人 [長年日記]

_ 是枝監督作品で面白かった。

_ 私は刑事事件は全く経験がないので本当らしいなと素人とおんなじことしか言えないが、刑事裁判の勉強になった。

_ 映画の技法についてはちょっと疑問がある。

_ 真実が何であるかわからなくなる話なのだが、映画の最初のシーンが殺人の場面なのだ。それも犯人の顔がはっきり映っている。あの場面までも事実ではない可能性があるというのだろうか。

_ 「羅生門」のように話し手が何人かいて、それぞれが語った話を映像で描くのならいいが、この映画のあの場面は神の視点から見たもので、それは真実であるというのが映画の約束事ではないか。


2017-09-12 ワンダーウーマン [長年日記]

_ 笑って泣けるアメコミ活劇。

_ 主演のガル・ガデットがいい。アマゾネスの王女が衣装を変えて貴婦人に扮するところなどマイフェアレディーを思わせる。


2017-08-29 ローサは密告された [長年日記]

_ 邦題は変だ。レジスタンスの映画のようだが、原題は「ローサ母さん」と訳せ、マニラの腐敗した警察と下っ端の麻薬密売人の関係をドキュメンタリー風に描いた作品だ。

_ マニラの貧困は黒澤の「生きる」や「野良犬」に描かれた戦後間もない東京のようだ。それでも人々は元気に生活している。経済発展と元気度合いは反比例するのかもしれない。

_ カメラは揺れて焦点は合わず素人の映画のようだ。人物が歩く姿を長々と映すところは「その男凶暴につき」でたけしが走る姿を延々と撮っていたのと似ている。


2001|11|12|
2002|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|
2006|01|02|04|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|06|07|08|09|10|12|
2010|01|02|03|05|06|07|
2011|01|02|03|04|05|
2013|02|07|
2015|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|