少数意見

追記

2021-10-19 最後の決闘裁判

_ リドリー・スコット監督作品。面白かった。

_ 特に決闘場面は迫力があり映画史に残るだろう。

_ ストーリーは、黒澤の「羅生門」のように事件の当事者の証言が食い違うものと思っていたが、そうでもなかった。

_ 騎士が妻を元親友の従騎士にレイプされる。でも、レイプの事実は、妻と従騎士の回想で違わない。従騎士は裁判では否認するので、あの映像とは一致しない。

_ どうしてそうしたのかというと、ハリウッド的な感覚からは、無実の者が最後殺されるのはまずいと考えたのだろう。

_ その点深みがない映画になったが、娯楽作品としては仕方ないか。


2021-10-04 由宇子の天秤

_ ユーロスペースで観た。

_ 映画評がよかったので観たが、半分よかったが半分はがっかり。

_ 150分の長尺の作品であるが、飽きることなく最後まで眠らなかった。今日は、大谷翔平の今年最後の試合をNHKBSだ朝の4時から見ていたので、つまらない映画だったら寝ていた。

_ 何が悪かったかというと、起承転結が一応基準だとすると、この映画は起承転まであって結がない。巨大彗星が地球に衝突する話を例にとると、衝突までの人々の右往左往、衝突時の混乱までは描けていても、そのあと登場人物がどうなったかわからない。きわめて無責任。

_ 多分予算がなくなったのだろう。


2021-09-14 オールド

_ М・ナイト・シャマラン監督のホラー。新宿ピカデリーで観た。

_ 面白かった。

_ 南国へ観光旅行に行った数組の家族が、リゾートオーナーの特別のはからいで岩山に囲まれたサンゴの海に行く。そこは、外界とは隔絶され異なった時間が流れる。そこでの一日は外界の50年に相当する。

_ SFでは、相対性理論で時間の速さが異なるのはよくある話だ。しかし、地球上でそのような現象があるとの設定は珍しい。

_ 一日が経過して二人だけが生還する。しかし、少年少女だった二人は50歳を越えた年齢になっている。

_ この恐怖はリアルだ。

_ 私が最近見る夢では、私は30代で登場人物はみな若い。すでに亡くなっている親や友人だ。

_ まだ暗いうちに節々の痛みで目が覚めるが、一瞬時間の感覚がなくなる。そして、あれから40年が経過したことを悟る。


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