_ 結婚発表のインタビューを見ていると大谷は女性にも結婚にもあまり興味がないのではないかと思ってしまう。
_ テレビでは彼の人生の工程表のようなものが映し出されていたが、26歳で結婚するということが書かれていた。3年遅れではあるがそのスケジュールを達成する必要があった。
_ なぜ結婚発表をしたかと記者団に問われて、それは皆さんがうるさいから、と答えたが、本音であろう。同様に、なぜ結婚したかと問われれば、本当は同じ答えをしたかったのではないか。
_ 工程表からも明らかなように、彼の唯一の関心事は世界一の野球選手になることだ。デートをする時間があったらその時間を筋肉を鍛えることに使うだろう。結婚は完全な野球選手を作り上げるのに必要な一つのパーツでしかなかった。それがなければ、世間はうるさく詮索して、目標の達成を妨げる。
_ これをなんと呼ぶか。ナルシシズムだ。大谷翔平にとっての理想の自分は昭和のスポ根漫画の主人公なのだろう。そこでは女性は支える存在で、自分を狂わす存在であってはならない。
_ このように考えると、NHKのチコちゃんのセリフ「つまんねーやつだなー」といいたくなる。
_ 個人的には、大谷翔平は仲が良かったデビッド・フレッチャーあたりと結婚して、世界を驚かしてほしかった。
_ 予備知識なく観たが、マーベル作品でスパイダーマン関連だとのこと。
_ そのような知識なく観て面白かった。キャッシーという未来予知の能力(不完全だが)を持つ30歳ぐらいの女性が、3人の女子高校生らしき少女たちとスパイダーマンもどきの超能力を持つ悪党と戦う。
_ あまりすっきりとしたヒーローものではないがそこがいい。一種の女子のバディーものと言っていいだろう。自分でも女子のバディーものの小説を書いたが、なぜかこのような設定が好きだ。
_ 時代設定は2003年とのことで、現在の年齢ではキャシーは50歳くらいで女子高校生も30代後半か。現在のスパイダーマンの物語につなげるにはこうする必要があるみたいだ。
_ マスコミは水原の発言に惑わされているが、彼の発言内容は3月19日と20日で全く異なっていて、どちらも信用できない。
_ 分かっている客観的な事実は、大谷の口座からbookmakerへ2年間で、8,9回に分けて450万ドルが送金されたというもの。大谷の口座に他人がアクセスすることは困難で、大谷が他人のためにそのような送金をする理由はないので、単純に考えれば、大谷が賭博をして負けて金を払ったというケースが一番あり得る。
_ 大谷の弁護士としては、このような推論を覆す納得のいくストーリーを考える必要がある。ところが、水原は、弁護士に相談することなくESPNの質問に答えてしまった。水原としては、大谷をかばうつもりで、送金は自分の借金で、大谷が好意でしたことと説明した。しかし、これを知った弁護士は、このストーリーでは大谷が賭博罪の幇助になると思い水原に撤回するよう迫った。
_ 結局、水原は、すべて大谷の知らないことで、自分が勝手にやったといった。しかし、この説明は不自然で、水原が2年間にわたって何回も大谷のPCを操作して450万ドルの送金をすることは常識に反する。裁判所の証人尋問でこのような説明をしても100パーセント信用されない。
_ 今判明している事実からすると、一番あり得るケースは、大谷が水原に感化されて賭博を始めたが、負けが混んだ。大谷としては、賭博はゲームの一種で違法だとは思っていなかった。450万ドルの送金はたぶん自分の負けが大半だろうが水原の分も含んでいたかもしれない。
_ 大谷が違法な賭博だと思っていなかったとしても、法の不知は許されないので、刑事責任に問われる。
_ 大谷の弁護士がどのようにこの窮状を逃れるか見ものだ。
_ 今日のサンデイジャポンでMCの田中がスポーツ日本の大谷担当記者に聞いた。
_ 「大谷さんがギャンブルに手を出すってことは、柳原さんからして考えられないですよね。」
_ 「そうですね。。100パーセント、120パーセント考えられないですね。」
_ この誘導尋問と回答。ここはロシアか、北朝鮮か。
_ 今日大谷の記者会見があった。
_ 全面否定のスタンスで行くようだが、次の疑問がある。
_ 1.「僕の口座に勝手にアクセスし」と言っているが、これだと口座の管理権を与えたということではないので、不正アクセスがどのように可能なのか。
_ 2.不正アクセスは2年間に8、9回あったということか。
_ 3.50万ドルの送金が何回もあったのに銀行から大谷には連絡がなかったのか。
_ 4.大谷は米国で納税していたが、会計士は気が付かなかったのか。
_ 5.韓国戦の第1戦の後のチームミーティングで水原がチームのメンバーに大谷が賭博の金を肩代わりして払ってくれた旨説明したが、大谷は英語だったのでよくわからず、あとで水原から説明を聞いたとのこと。このような重大な発表があることを誰も大谷に事前に説明しなかったのか。「チームにも、僕とコミュニケーションをとっていたと嘘をついていました」と言っているが、大谷と水原には利益相反があるので、チームや代理人が大谷に確認しないなどということがあるのか。
_ 現在のアメリカにおける大谷翔平のイメージは次のようである可能性がある。
_ 彼はアメリカに7年もいながら英語もろくに理解できず、自分の口座の管理もせず社会人としての最低の注意義務も果たさず、450万ドルを水原に盗まれ、その水原を一晩で切って捨て、何回も嘘つき呼ばわりし、長いこと水原に世話になったにも拘わらず、感謝も同情もなく、自分には一切責任はないと言い張るいやな奴。
_ 私は大谷ファンとして彼がこのような人物であるとは思いたくない。実際は次が真実ではないか。
_ 大谷はずっと一緒に行動している水原がギャンブルをしていることを知った。自分もゲームが好きなので、それは何かと聞くと合法な賭博だと説明される。大谷はエンジェルスで不完全燃焼の日々を送っていたので、ギャンブルにはまって、負けが混んでしまう。胴元に捜査が入り、大谷の名前が顧客リストにあり大谷の口座から450万ドルの送金があったことが判明する。それを知ったESPNが大谷の代理人に連絡し大谷と話したいという。代理人は、大谷、水原その他の関係者を集め対策を協議する。真実が明るみに出ると大谷は永久追放になるので、水原に罪をかぶってくれという。水原は、大谷に最後まで尽くすと約束していたので、それを了承する。大谷は渋ったが、代理人は、大谷がMLBから追放されれば、各方面に多大な迷惑がかかると言って、説得する。確かに、ドジャース、MLB、スポンサー企業の損害は計り知れない。大谷は、水原の生活を自分が保証することを条件にこれに同意する。水原はこのシナリオでESPNのインタビューに応じる。代理人は、この事実をドジャースに通知し、監督は混乱を回避するため、チームミーティングを招集し、水原はそこで自分が賭博で借金をし大谷がそれを代わって払ってくれたという説明をする。しかし、弁護士が、これを知り、このストーリーだと、MLBの規則で大谷にも責任が生じ出場停止などの処分がありうるという。そこで再度ミーティングが大谷、水原を交えて行われ、大谷は全く関与していないというシナリオで行くしかないという結論になる。大谷はしぶしぶ同意し、水原はESPNと二回目のインタビューで昨日言ったことは全部嘘で、大谷は何も知らず、自分が彼の口座にアクセスして送金したという。監督はこれを知って水原を解雇するが、大谷は何もできない。大谷はここまで来たら、水原が悪者であるというストーリーを死守し、自分は水原の生活を守るためにも生き残らなければならないと覚悟する。大谷は記者会見で、弁護士が用意した、自分には責任が全くないという説明を断腸の思いでする。