_ マスコミは水原の発言に惑わされているが、彼の発言内容は3月19日と20日で全く異なっていて、どちらも信用できない。
_ 分かっている客観的な事実は、大谷の口座からbookmakerへ2年間で、8,9回に分けて450万ドルが送金されたというもの。大谷の口座に他人がアクセスすることは困難で、大谷が他人のためにそのような送金をする理由はないので、単純に考えれば、大谷が賭博をして負けて金を払ったというケースが一番あり得る。
_ 大谷の弁護士としては、このような推論を覆す納得のいくストーリーを考える必要がある。ところが、水原は、弁護士に相談することなくESPNの質問に答えてしまった。水原としては、大谷をかばうつもりで、送金は自分の借金で、大谷が好意でしたことと説明した。しかし、これを知った弁護士は、このストーリーでは大谷が賭博罪の幇助になると思い水原に撤回するよう迫った。
_ 結局、水原は、すべて大谷の知らないことで、自分が勝手にやったといった。しかし、この説明は不自然で、水原が2年間にわたって何回も大谷のPCを操作して450万ドルの送金をすることは常識に反する。裁判所の証人尋問でこのような説明をしても100パーセント信用されない。
_ 今判明している事実からすると、一番あり得るケースは、大谷が水原に感化されて賭博を始めたが、負けが混んだ。大谷としては、賭博はゲームの一種で違法だとは思っていなかった。450万ドルの送金はたぶん自分の負けが大半だろうが水原の分も含んでいたかもしれない。
_ 大谷が違法な賭博だと思っていなかったとしても、法の不知は許されないので、刑事責任に問われる。
_ 大谷の弁護士がどのようにこの窮状を逃れるか見ものだ。