_ よくわからない映画。
_ 沖縄のガマ(退避壕)で語り部が、沖縄戦での悲劇について語る場面が印象的で、反戦映画かと思えるが、それは映画の一部で、あとの大部分はどのようなメッセージを伝えたいのか不明。
_ 冒頭は、主人公の女性が、朝起きて、トイレに行き、カーテンを開け、鍋に湯を沸かし、小松菜を洗い、茎と葉を分けて切り、玉ねぎをスライスして鍋に入れ、時間をおいて小松菜を入れる。料理番組ではないので何を伝えたいのかわからない。
_ 後半、同じ女性が、長々と、ヨガのような体操をする場面があるが、これも分からない。
_ 映画にはメッセージは必要ではないが、それでも伝えたい何かがないと作品にはならない。
_ でも、退屈することなく観た。音響がよく、特に、上空を飛行するジェット機の音はすさまじく、印象に残っている。