_ 2月23日の「アンビリバボー 奇跡”気功パワー”の正体徹底解明スペシャル」を見た。
_ この番組では、気の現象が催眠術やプラシーボ効果ではなく、そのエネルギーが赤外線、超音波、静電気、磁力等ではなく、ゼロ磁場と関係があるのではないかと言っていた。私は西野流呼吸法に15年通っていて、いくつか気がついたことがある。なお、エッセイの「西野流呼吸法」も参照されたし。
_ 西野氏との対気で、西野氏に自在に動かされる人がいる。西野氏の手振りに従って、前後左右に走り、回転跳躍し、マットに登り、逆立ちしたりする。これは、いくらなんでも催眠術の一種だろうと、普通の人は思うだろう。私も、前はそのように考えていた。しかし、後ろ向きで全速力で走ってきた人が、西野氏が空中で手刀を切ると、瞬時に止まる。西野氏の動作はその人には見えなかったはずなのに。催眠術では、これは無理だろう。
_ 西野氏は、特定の個体のみを操ることが出来る。つまり彼の気は手の先にいる全ての人ではなく、特定の一人のみに作用する。西野氏の手の動きに従って、道場の中を大きく回る人がいる。その時、西野氏の手の延長線上には多くの人がいて、私もその一人だった。でも、私は何も感じなかった。既知のエネルギーではこのようなことは出来ない。
_ 気を受けて空中に飛び上がる人がいる。しかし。その動きは、普通に運動をしていて人が跳躍するのとは一見違う。反動をつけず、上から吊り上げられたかのように、身体が宙に浮くのだ。気で身体の重さを変えることが出来ると中国気功の本には書いてあった。気は重力にも作用するのかも知れない。