少数意見

最新 追記

2017-06-06 美しい星 [長年日記]

_ 三島由紀夫の小説「美しい星」の映画化。

_ まあ面白かったが、地球温暖化が人類の危機だとするのは無理がある。やはり原作のように核戦争の危機のほうが説得力がある。

_ それから最後は円盤を登場させてほしかった。その代りに円盤の内部の描写があったが、安普請の家のようで、階段をガタガタと音をさせて駆け上がるのは興ざめだ。

_ 三島と「美しい星」について話したことは「三島由紀夫会見記」に書いたが、実は三島と会うまでは彼の作品はほとんど読んでいなかった。家にあった日本文学全集に入っていた「仮面の告白」を読んだぐらいだった。急に三島と会うことになったので何作か読んだが、その一つが「美しい星」だった。最後に円盤が出てくるところで感動した。だから映画でも「未知との遭遇」のような巨大な円盤を登場させてほしかった。


2017-06-13 夜空はいつでも最高密度の青色だ [長年日記]

_ 主演の石橋静河がよかった。クールでほとんど笑わない。

_ 石橋凌と原田美枝子の次女で1994年生まれとのこと。

_ 原田美枝子と「乱」で共演した(一応同じ舞台に立った)のは1984年だったからその頃は影も形もなかったわけだ。

_ 本当に時がたつのは早く、あの頃の黒澤明の歳に近づきつつある。


2017-06-22 マンチェスター・バイ・ザ・シー [長年日記]

_ ケイシー・アフレックがアカデミー主演男優賞を取った作品。

_ 彼は30分の会話も続けられない社交性のない男を演じている。アメリカ映画には珍しいキャラだ。兄のベン・アフレックが「ザ・コンサルタント」で演じた人物は高機能自閉症との設定だったが、これも上手かった。

兄弟で似ているのかもしれない。

_ マンチェスターはこの前テロがあったイギリスの都市ではなくアメリカのボストン近くの町だ。

_ 主人公はjanitor(便利屋)で生活していて、いわゆる poor white ものだ。息苦しくなる映画だが、日米ともこのような映画が多い。


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