_ 日本の漫画を原作とした映画。
_ CGがすごくて圧倒される。
_ 主人公のアリータはサイボーグで過去の記憶を失っている。そこは攻殻機動隊と似ている。日本のアニメをまねて目は実際の倍ぐらいあって最初は異様に感じた。最後のほうではあまり気にならなくなった。
_ アリータ役の女優の名前があがっているが首から下はCGで顔も目が大きくあまりその女優の面影がない。体の動きもモーションキャプチャーで作られたものだと思うので役者としては複雑な気持ちだろう。
_ クリント・イーストウッドの監督主演作品。
_ 面白かったけど、さすが90近くなると動きも鈍いし、映画としても緩い。
_ 黒澤の晩年の作品もそうだった。しかし、映画の文体のようなものは変わらないし、それを観たい人間にとってはかけがえのないものだ。
_ クリントの最後の作品を公開時に観たと自慢できるかも。
_ 8年前のノルウェーの極右テロリスト、ブレイビクによる77人殺害の映画。
_ タイミングがニュージーランドのモスク襲撃の直後なのでそれなりに観客がいた。
_ 映画としては、ほとんどを逃げる女の子の視点で描くので、何が起きているかわからず、途中からダレル。しかし、銃声はリアルで、現実にあれが迫ってきたらビビるだろう。最近はやりの自動小銃ではなく散弾銃のようだった。
_ 殺戮の舞台は労働党青年部の集まりがあった島だが、何百人も集まったのに警備員はいなかったのだろうか。この映画やニュージーランドの事件を見ると、銃の規制ではなく、自衛のための銃の所持を広めたほうがいいのではないだろうか。また、オリンピックに備えての捕り物の演習は刃物を持った犯人ではなく、複数の銃器を持ったテロリストを想定すべきで、警察も銃殺することを考えて行動すべきだ。