_ TOHOシネマズ渋谷で観た。
_ 面白かった。ビデオゲームの中のNPC(non player character)と呼ばれるその他大勢の登場人物のひとりが自分の意思をもって行動し始める。
_ 自分がいる世界が虚構であるという点で以前見た「トゥルーマンショー」に似ている。
_ ビデオゲームはほとんどやったことがないので、細部の面白さはわかっていないのであろうが、それでも楽しかった。映画ファンとしては、アベンジャーズやスターウォーズの小道具がうまく使われているところなど感心した。
_ 世界に違和感を感じるということは、異常ではないのでは。私は、なんだかしっくりしないという感じを抱きながら高齢者になってしまった。最近は、夢を見て、夢の中の自分がいつも30代かせいぜい40代であることに気づく。そして、目が覚めてからの現実の自分のほうが虚構に思えてくる。一生はこんな風にあっけなく過ぎるものなのだろう。