_ 今日の朝日新聞の朝刊に面白い記事があった。秋田の小学5年生のクラスで鶏を飼育した後カレーにして食べると言う授業が企画されたが、保護者から反対の声があがり中止したとのこと。そこで「バベットの晩餐会」と言うデンマークの映画を思い出した。
_ フランス革命の後、デンマークの小さな漁村に逃れてきたパリの有名料理店の女シェフが、雇い主に感謝の意を表すために自費で晩餐会を開催する。彼女は最高の食材を集めるがその中に生きた海がめ一匹とうずら約20羽がいた。かわいいなと思って見ていたら、次に登場したときはスープとパイになっていた。日本映画だったら、少なくとも生きてる姿は出さないな、と思い文化の違いを感じた。反対に日本の活け造りとか踊り食いとかは欧米から見れば残酷の極みだろう。
_ 私にしても、ウサギを飼うようになってからはフランス料理でウサギの肉を食べられなくなった。でも鳩や鹿の肉は食べるので勝手なものだ。