_ リドリー・スコット監督作品。面白かった。
_ 特に決闘場面は迫力があり映画史に残るだろう。
_ ストーリーは、黒澤の「羅生門」のように事件の当事者の証言が食い違うものと思っていたが、そうでもなかった。
_ 騎士が妻を元親友の従騎士にレイプされる。でも、レイプの事実は、妻と従騎士の回想で違わない。従騎士は裁判では否認するので、あの映像とは一致しない。
_ どうしてそうしたのかというと、ハリウッド的な感覚からは、無実の者が最後殺されるのはまずいと考えたのだろう。
_ その点深みがない映画になったが、娯楽作品としては仕方ないか。