_ ゆりやんレトリィバァの初監督作品。面白かった。
_ モテない者のモテる者に対する嫉妬、憎悪をあからさまに表現した映画。南沙良がなりふり構わず女の本性を熱演する。男からするとあまり見たくはない真実かもしれない。
_ ブスでデブな女子高生がイケメンで人気者の同級生に振られ飛び降り自殺した後に禍禍女が現れ、いい気になっている男たちを殺していく。という話だと思って観ていたら最後で、モテない男が原因となって禍禍女が現れていたことが判明する。まあ、矛盾するところもある物語ではあるが、生真面目にあらを探すのはやめて、とにかくゆりやんが自分の鬱屈した心情を画面にぶつけるのを楽しむのがいい。
_ モテるというのは、いい面もあるが、人の恨みを買っていることは自覚するべきだろう。禍禍女の原因となっている男は、モテる男に嫉妬するだけではなく、幸せそうな家庭の父親にも憎悪を向ける。社会全部を敵視する無敵の存在に近くなる。