_ ギャラゴス弁護士が他殺と断じたので面白くなってきた。
_ 前回は大陰謀説だったが今度は本当のターゲットは共犯者だったという「共犯者標的説」を展開しよう。
_ ロス銃撃事件の共犯者、つまりスナイパー、は事件当時20代前半だった。それから27年、その男(または女)は50前後になっていてアンダーワールドの大物になっている。いや政界、財界の大物かもしれない。はたまた元々警察官で今は警察の大物かもしれない。とにかく27年という歳月はチンピラを大物にするに十分な時間なのだ。
_ ロス市警はその大物を追っていたが捜査のなかでその人物がロス銃撃事件のスナイパーだという情報が出てきた。しかし確たる証拠はない。でも三浦が証言してくれればその大物を逮捕できる。大物共犯者を捕らえるためにロス市警は三浦を逮捕し尋問しようとした。
_ 三浦はサイパンで自分の処罰が目的ではないと告げられ、共謀罪で有罪になる可能性もあったので司法取引に応じ、移送に同意しロスで証言しようとした。証言をされては困る大物は刺客を使って三浦を暗殺した。ロス市警は暗殺者が市警の内部にいて公に捜査することで市警内部の問題が表に出ることを恐れ自殺で片付けようとした。
_ 大陰謀説よりありそうだ。