_ 久しぶりの東映やくざ映画で期待していたがつまらなかった。
_ いわゆる抗争ものだが、利権以上のものが対象になっていないようだ。ギャング映画ならそれでもいいだろうが、やくざ映画は義理と人情が絡まないとつまらない。
_ 義理は自分が属する社会の掟で、人情は個人としての美学だ。人情といっても欲望ではなく、献身という形で表現される。
_ 鶴田浩二の博奕打ちシリーズ(特に「総長賭博」と「いのち札」)を観たくなった。