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2021-01-31 幼年期の終わり

_ アーサー・C・クラークのSF小説で、三島由紀夫が構想、文体とも優れていると絶賛していた。

_ 先日新宿紀伊国屋書店で原書を見かけたので買って読んだ。昔翻訳で読んでいたが、内容を全く覚えていなかったので楽しめた。

_ ある日突然巨大な宇宙船が世界の主要都市の上空に現れる。それから百数十年にわたりOverlordsと呼ばれる宇宙人は地球人を監視し自滅しないように保護する。そして、その日が来て、人類は、新しい種に進化する。

_ 「三体」もこの作品も、現代が人類にとっての岐路であることを語っている。それは、人類が核兵器を開発し(それによって自滅することが可能になり)また宇宙に進出し始め(それによって宇宙の秩序を乱す可能性がある)、看過できない存在になったことを示している。

_ そこで、去年の有名人の連続自殺だが、あれは異星人による誘拐ではなく異星人が帰国したのではないか、と思った。つまり、あの「自殺」した6人は、異星人であったか、異星人に憑依されていたのではないかということだ。彼らは、「草」として人間社会に根付いて生活していたが、本国からある指示があり、それを実行することにより任務を終えて帰路についた。

_ その任務は、彼らがいずれも芸能人であったことから、それぞれの分野で人類に何等かのメッセージを残していったのではないか。近々人類に大きな変化が起きるのかもしれない。


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