_ バリー・ユアグローの小説。
_ 彼が、2019年から2020年にかけて東京で会ったという有名人の幽霊に関する話。
_ 有名人が実名で出てくる以外面白くもない。しかし、私が実際会った人たちが登場すると、昔を思い出す。そこで、便乗して自分が会った有名人について語ろう。
_ まず、最初の有名人は岸信介。祖父の大学時代の友人で、私は祖父の名代として岸のパーティーに行った。高校生の時だと思う。岸は、君が長澤さんの孫かといって握手してくれた。
_ 次も祖父の関係。三島由紀夫は、私の名刺を見て名字が長澤ではないんだね、といった。
_ 弁護士になって仕事の関係で会った人。黒澤明、大島渚、坂本龍一、大林宣彦、安部公房、ボッブ・サップ(実際は電話だけ)、原正人、山咲千里、植木等、岩下志麻など。
_ パーティーなどで会った人。大藪春彦、ビートたけし、サイデンステッカー、丹波哲郎、三船敏郎、モンキーパンチ、など。
_ レストランなどで見かけた人。宮沢りえ、郷ひろみ、津川雅彦、金子信雄、舞の海、浅野温子、中村紘子、江川卓、レオナルドディカプリオ、小泉純一郎、宮崎駿など。
_ すれ違った人。吉永小百合、石原慎太郎、先代若乃花、ジョージ・フォアマン、ジャイアント馬場、ジョンレノンとオノヨーコなど。
_ 同級生だった人。橋本治。