_ リドリー・スコット監督作品。
_ 長すぎたが退屈することなく観た。
_ inspired byという表示があったが、実際のグッチ家の人間や事件を扱っているので、名誉棄損などの訴訟はなかったのだろうか。
_ レディーガガ、アルパチーノなどイタリア系のアメリカ人がたくさん出ていた。アメリカでも、イタリア系はほかのヨーロッパの国から来た連中とは感覚が違う。
_ アメリカに留学していた時、イタリア系アメリカ人の夫婦に世話になった。NYのQueensにアパートを所有していて、そこの使われていない半地下の部屋に居候させてもらった。時々朝飯をごちそうになったが、卵は必ず3個で、さらに今オーブンで魚を焼いているからと。食べられない、というと、若いのだから食べなければだめだという。
_ 太ったおばさんだったけど、若い時の写真は細くて美人だった。今日の映画でも、レディーガガの二の腕の太さにはびっくりした。
_ そのおばさんの親戚(従兄弟かおじだか)が大金持ちで、その家で毎年親戚友人が集まってクリスマスパーティーをするので泊りがけで来ないかと。グレイハウンドのバスでアンアーバーからオハイオ州ヤングスタウンまで行った。
_ その金持ちは、モール(大きなショッピングセンター)をいくつか所有しているとのこと。湖のほとりの広大な屋敷に、大勢が集まった。日本人は私と、どんな関係だったか忘れたが、アメリカで大学に通っているという女性。
_ パーティーは昼に始まって、休みなく夜中まで続く。テーブルにミートボールのトマト煮をいっぱい入れた寸胴がおかれ、足りなくなるとキッチンから補給される。
_ 常に誰かが騒いでいて、少し静かになると、誰かがHappy! Happy!と叫んで乾杯し宴は果てしなく続く。
_ 夜更けになり、日本人の女の子と話した。なんでみんなこんなに元気なのだろう。彼女が言うには、SPEEDをやっているのかもしれない。それ何、と聞くと。試験の時などみんなやっていると。眠くならないから。後で調べたら覚せい剤のことだった。
_ SPEEDは、その何年後かにアメリカで契約交渉したときに、眠気も見せずに仕事するアメリカ人弁護士がやっていることを知った。