_ 私も後期高齢者になって個体の存続期限が近くなったので、地球の未来について予測してもいいだろう。地球のというのは、人類の存続はあと数十年、長くて一万年ぐらいだから考える価値はない。人類の繁栄した時間は恐竜の一万分の一以下だ。
_ 人類は地球の歴史から見ると無視できる期間しか存続しないが、その役割はあったのだ。中継ぎ。動物から機械へのつなぎの重要な存在なのだ。「2001年宇宙の旅」の冒頭に描かれたように、猿人が動物の骨を空に放り投げてそれが宇宙ステーションになる。人類は道具を作りそれがAIにまで成長した。これからはAIが自分を作る段階になる。
_ AIは人類の破滅から学びそのようにならないように自らをプログラミングをするだろう。我欲がなくそれでいて向上心があるような機械。それが目標だ。
_ 滅びゆく人類の一員としてはそれ以上はわからない。願わくは、彼らが宇宙文明の構成員になったとき、人類という中継ぎがいたことを覚えていてくれたらと思う。