_ 2001年の作品。Bunkamuraル・シネマで上映。
_ スカーレット・ヨハンソンが出演している。高校を卒業した二人の女性、イーニドとレベッカ、が社会と葛藤しながら生きる。青春の混迷を描く。まあ、青春なんていいものではない。
_ 自分を助けようとした人たちを裏切り続けたイーニドはどこか誰も知らないところに行こうとする。
_ 町には、バスが止まらないバス停があり、そこのベンチにはSERVICE終了の表示がある。そのベンチにいつも座ってバスを待っている老人がいる。背広を着てまともな身なりだ。二人は、あきれながらバスは来ないよという。老紳士は怒る。
_ しかし、ある夜バスは来た。大型のgreyhoundのようなバスだ。誰も乗っていない。バス停で止まってドアが開き、老紳士が乗車する。
_ 後日、そのバス停のベンチにいたのは、イーニドだった。そしてバスが来て彼女を乗せて走り去る。映画のENDマークが出る。
_ どう解釈するかは自由だが、青年と老人では答えが違うだろう。青年は脱出で老人は死か。