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2024-10-08 シビル・ウォー アメリカ最後の日

_ 面白かった。

_ 想像したような、現在のアメリカの分断の先にある戦争の映画ではなく、もっと深い話。

_ アメリカは3期目の大統領が治めていて、それにカルフォルニア州とテキサス州の連合(WF)が反乱を起こしワシントンDCに迫っている。大統領が生きているうちにインタビューを取ろうとジャーナリストやカメラマン4人が車でDCに向かう。

_ カルフォルニア州とテキサス州が連合するというところから、現実の延長線上にはない世界だ。旅の途中でも、誰と戦っているのかわからないで銃を撃ちまくっている連中がいる。初めて銃撃戦を目撃した、戦場カメラマン志願のジェシーは、こんな怖いことは初めてだがこんなに生きていると感じたのも初めてだという。

_ 物語は現実的ではないが、戦闘場面はリアルで、IMAXで観たので音がすごかった。

_ 反乱軍はホワイトハウスに乱入し、大統領を捕獲する。ジャーナリストは、大統領に何か言うことはないかと聞く。大統領は殺さないでくれと懇願するが、女性兵士に撃ち殺される。ジェシーは大統領の死骸の上でポーズをとる反乱軍の兵士の写真を撮る。

_ ガーランド監督が言いたいのは、戦争が人間を変えるのではなく、戦争は人間の本質だということだろう。


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