_ つまらなかった。
_ このドラマは好きで、大部分観ていて、2回観たものもある。2回目も面白い。
_ だから、今回もそのレベルを維持すればそこそこ面白い映画ができたはずなのだ。
_ 映画界でよく言われることだが、低予算で秀作を作る監督に何億もの製作資金を与えると失敗作を作ると。
_ 今回は、ドラマの初の劇映画化で、テレビ東京の60周年記念作品で、松重豊の初監督作品だ。当然力が入って、ストーリーを派手にして、海外ロケを増やし、人気俳優を共演させる。それが、全部裏目に出た。
_ 興行成績は悪いようだ。松重は、この映画に出資もしているとのことだ。これから大変だろう。
_ この映画がヒットしないことは映画関係者でなくても予想できたはずだ。しかし、松重は、興収10億行かなければこのシリーズから抜けると宣言した。誰か裏に松重を惑わせた人間がいそうだ。