_ 今日のスポーツ紙の一面に真紀子さんの怖い顔が載っている。
_ 普通こんな状態になると男の世界では(政治家の世界でなくても)政治決着が図られる。でも真紀子さんは女だからそうはいかない。「わたしはどうなってもいいから、あんたを滅ぼしてやる」というのが本音だから難しい。この場合の敵が、鈴木宗男などという小物ではなく、外務官僚、福田官房長官、さらには小泉首相を含めた男の世界そのものだから怖い。男の一人としては・・・女にとっては小気味いいのだろうが。
_ ちなみに昔狭いエレベーターの中で真紀子さんと一緒になったことがある。彼女が大臣になる前で、私は赤坂の月世界ビルの5階にあるエスカイヤクラブに行こうとしていた。彼女は同じビルの4階の海鮮料理に行くために長身の若い男(秘書か)と一緒にエレベーターに乗ってきた。そのときの会話。
_ 「ご飯食べてきたら?」
_ 「いいです。大丈夫です。」
_ 「本当?お腹すいちゃうでしょうー。」
_ このときの真紀子さんはやさしそうだった。