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2007-10-06 沢尻エリカの涙

_ 10月4日の「スーパーモーニング」のインタビューで沢尻エリカが泣いた。

_ インタビューの冒頭で、沢尻は舞台あいさつの態度について謝罪し、他の話題に移っていった。しかし、一時間で終了したところで、沢尻の事務所、スターダストがこれでは謝罪の気持が伝わらないと異議を述べ休憩の後続行されたとのこと。そして、最後に赤江珠緒アナが「ファンや関係者に伝えたいことがあるか」と聞き、長い沈黙の末沢尻は泣き出した。赤江アナももらい泣きをして、二人は手を取り合ってインタビューは終わった。

_ 2時間のインタビューが20分ほどに短縮されていたので、最初は何が起きたのかわからなかった。多分こんなことだったのだろう。

_ スターダストは最初から涙での決着をもくろんでいたが、沢尻は抵抗していた。彼女の論理は、あの日の自分の行動は間違っていたが、そのとき感じていた怒りは正当なもので、それは解決されていない。(多分誰か特定の個人に向けられていたものだろう。)泣くのは簡単だが、それでは自分が正しいと信じている部分についても許しを請うことになってしまう。そもそも、あの舞台あいさつにしても、不機嫌なときに作り笑顔で質問に答えるのが誠実なのか疑問だ。素で生きている自分を評価してくれているファンを裏切ることになる。でも、自分を貫いた結果人に迷惑をかけたのだから、これに付き謝るのはやぶさかでない。

_ 赤江も、泣かせればいいという考えには反発を感じていた。だから、簡単に謝罪の言葉を引き出した後は、原因となる事実は追求せず、他の夢のある話題に移っていった。しかし、スターダストだけでなく、テレ朝も視聴率が取れる涙のインタビューを要求した。

_ だから、最後の10分間には本当の葛藤があった。沢尻は泣くことは自己否定になると思った。泣くぐらい女優だから簡単だ。いや、女だったら誰でもうそ泣きぐらい出来る。でも自分はウソは演技の中だけにして実生活では素で生きている。それを否定したら自分が無くなる。

_ 赤江は、普段の司会を見ていると率直でごまかしが嫌いな人のようだ。だから、泣きを引き出すのが報道の本旨とは思えなかった。でも、視聴率絶対のテレビ局の社員としてはやるしかない。赤江も苦悩していた。

_ 最後の10分間、二人の間には次のような無言の会話があったのではないか。

_ 「これだけ黙っているのに、まだ粘るって、あんたもたいしたもんね!。。。仕方ない、泣いてやるか。でもこの涙は、権力に屈したとか、許しを請うとか言うのじゃないのよ。あなたの根性に敬意を表した涙。きれいに泣くから上手く撮ってね。これ貸し一つよ」

_ 一滴の涙が沢尻の頬をつたって落ちる。

_ 「やった!助かった。。。ありがと。どうなるかと思ったわ。あなたも意外といい子じゃない。借り一つ、覚えとくわ」

_ インタビューの録画放映後、赤江は、「沢尻会に入りたい」とまで言って過剰に沢尻を擁護していた。


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