_ 沢尻エリカの主演映画初日舞台あいさつが話題になっている。映像を見たが確かに、無礼な態度だといえる。私はこの女優は「パッチギ!」で観たくらいであまり知らない。このようなキャラで売っているようだが、司会の女子アナにガンを飛ばすところなどマジで不機嫌に見えた。
_ さて、エリカ様がその不機嫌をぶつけた相手が誰かというと、それは司会の女子アナなどではなくマスコミである。マスコミは、世論や大衆を背景に君臨する現代社会最強の権力である。エリカ様は強大な相手にケンカを売ったのだ。
_ 私はそれを好ましいと思った。人間の品格でもっとも大事なものの一つは相手によって態度を変えないということだ。あの舞台あいさつでの態度以上に傲慢な態度はなかなか取れないから、エリカ様は皆に等しく接していると推測できる。
_ 私は、強者には媚びへつらい、弱者には侮蔑的な態度をとるエライ人をたくさん見ているからエリカ様のような個性は安心できる。偽悪者に裏切られることは無いのだ。裏切られるとしても、意外にいい人間だったというようなうれしい再認識になる。
_ エリカ様はブログに反省文を載せているようだが、どうせプロダクションの人間が書いたものだろう。これからバッシングが続くと思うがめげずに闘ってほしい。