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2007-10-11 朝青龍と沢尻エリカ

_ この二人の騒動には共通点がある。

_ ・刑事事件でもないのに過剰なバッシングがあった。

_ ・問題となった行為だけでなく過去の態度も非難の対象になった。

_ ・外人とハーフで日本社会では異分子。

_ 二人の行為は最近の「空気が読めない」に倣って言えば「空気を乱す」ということか。農耕民族である日本人にとっては共同作業が大事で、田植えは一人のスーパーマンがいてもはかどるものではない。狩猟民族であれば個人の力が大きく評価される。

_ 日本では個人が突出することは嫌われ、強い横綱でも協調性がないと非難されるし、女優も演技力より人柄で評価される。

_ 日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と持ち上げられたあたりから低迷していて、中国にもインドにも追い越されるだろう。戦後の復興を成し遂げるには協調的な人間は力を発揮した。しかし、自分が先頭に立ったとき必要なのは個性的で独創的な人間なのだ。

_ この二人と安倍元首相を比べてみると面白い。安倍のやったことは、二人の行為に比べてるとはるかに日本に損害を与えている。でも、瞬間的に非難されただけで今は誰もそれを口にしなくなった。安倍のやったことは許しがたいが所詮彼は弱い人間だったとういうことで皆納得しているようだ。社会が許さないのは、行為の大小にかかわらず、秩序に歯向かう姿勢なのだ。

_ このように一般論としては考える。でも、今回従来のバッシングのケースとちょっと違うと思ったのは、沢尻を擁護する人が意外と多かったことだ。面白かったのは「アッコにおまかせ」で勝俣が沢尻だけを非難するのはおかしいと和田に執拗に楯突いていたことだ。ワイドショーでも結構意見が分かれていた。これが何を意味するのかまだ分からないが、これまでの人民裁判的なバッシングが変わっていくのであれば結構だ。


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