_ 面白かった。
_ 渋谷TOHOの一番大きなスクリーンで観客が7人しかいなかった。
_ 原作は児童向けの小説「The Imaginary」で、イマジナリーは空想上の友達のこと。心理学の用語では、イマジナリー・コンパニオンといっている。
_ 拙著「滝川希花の冒険」の主人公にもイマジナリーな友達がいる。いろいろ本を調べたが、なぜイマジナリーが出現するのか、いつなぜいなくなるのか専門家にもわからないようだ。本作では、多重人格のように主人公の危機を救うために現れたことになっている。
_ 最近の宮崎駿や新海誠の作品は説教臭く観る気になれない。この作品は、アニメ本来の想像力と躍動感に満ちていて、感動的でもある。こういう作品が当たらないのは残念だ。