_ 途中までは傑作だと思って観ていた。
_ 主人公三上は元ヤクザで抗争の際に人を殺している。出所した三上は、反社が浸透した社会に適合できない。挫折を繰り返した挙句、昔の兄貴分を頼る。そこで、厚遇され、兄貴分が抗争に巻き込まれ、三上が助太刀する状況になる。しかし、兄貴分の妻(アネゴ)が戻るなと説得して、三上は一宿一飯の恩義を返す機会を逃す。
_ それから、彼は暖かい周囲の人間に囲まれ、堅気の世界は、言いたいことも我慢して生きるところだと、納得する。
_ そして、彼は以前だったら納得できなっかた言動にも我慢して、笑って過ごす。
_ この映画をどう決着をつけるのかと思っていたら、嵐の日に脳梗塞(非常な高血圧だった)で倒れ死ぬ。なんと安易な!
_ 最後のクレジットを観たら、「法務省矯正局」が協力していると。残念!